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登山靴の保管方法ってどうすればいいの?

2015-02-24

愛用の登山靴を長持ちさせる保管方法とは?




高級なものはかなりの金額になる登山靴。
登山愛好者なら、登山靴はもっともこだわるアイテムといって良いでしょう。


それだけに拘りを持って使っている方も多いと思います。


がしかし、そんな大事な登山靴もオフシーズンは無用の長物。
使わない際は、靴箱に入れてそれっきり・・・そんな方はいませんか?


じつは登山靴にはちゃんとした保管方法があるんです。
もしかしたら今現在、登山靴の保管方法が間違っているかも??

こんかいはそんな登山靴の保管方法についてご紹介していきます。


湿気対策が最重要



登山靴の保管方法で最も重要なのが湿気対策です。
使い終わった後は綺麗に汚れを落としたあと、なるべく風通しのいい場所に置いておきましょう。
この時、なるべく屋外は避けて屋内が好ましいです。


また、保管する際は中に丸めた新聞紙をキツキツに入れておくと、型崩れ防止と湿気対策になるので非常におススメです。
出来れば1―2か月に1回ほど新聞紙を取り換えるとベターです。


ちなみに管理人は1か月に一回は必ず新聞紙を取り換えています。
めんどくさそうですが、正直作業時間は1―2分ですので、ちゃちゃっとやっちゃいましょう。


靴箱・押し入れ入れっぱなしはNG



もっともやってはいけないのが靴箱・押し入れ入れっぱなしです。
これは登山靴にとって好ましくありません。

どうしても湿気が篭りやすいため、劣化の原因になってしまうのです。

出来れば定期的に風通しのいいところにおいて、湿気を取ってあげましょう。











本革の登山靴のメンテナンスは?

2015-02-01

本革の登山靴のメンテナンスってどうすればいいの?


今でこそそんなに見かけませんが、まだまだ本革の登山靴は根強い人気を誇っています。
やはり経年変化による、あの革の光沢は化学素材では出せませんよね。


ただ、本革の登山靴はお手入れが非常に大変なのが特徴です。
放置していたならばすぐにひび割れてしまうでしょう。


今回はそんな本革の登山靴のメンテナンスについてご紹介します。


汚れは直ぐに落とす!


いろいろお手入れ方法はありますが、なんといっても一番大事なのはこれです。
登山時についた汚れは直ぐに落とすことです。


特に泥汚れをそのままにしておくと、シミになるどころかひび割れの原因にもなります。
登山から帰ってきたら、硬く絞った綺麗な雑巾でまんべんなく汚れを落としましょう。


この時、コツはあまりビショビショにしない事です。
まず最初に頑固な汚れはブラシで落とし、次に硬く絞った綺麗な雑巾でまんべんなく汚れを落とし、最後に改めて乾いたぞうきんで拭きましょう。


油分を足す前に


汚れを落とした後は、しっかりと保湿です。
まずは保革油、そのあとに防水クリームをまんべんなく塗りましょう。

本革にまんべんなく栄養素を与えてやり、かつ本革が生きたまま呼吸できるようにしてあげましょう。


なお、一日ほど置いて乾燥させたのちに、改めてきれいにブラッシングした後にナノクリームを塗布すると、より防水効果が高まりますのでおススメです。


インソールを変えて快適な登山をしよう

2015-01-23

登山靴を買ったらインソールを追加購入!


非常に多いのが、登山靴を買って、いわゆる中敷であるインソールを追加購入しない人。
実はインソールを追加購入して、しっかりと自分にあった履き心地にカスタマイズする事が非常にお勧めなのです。


特に、登山中につま先が痛くなったり、かかとが痛くなったりした方はインソールを追加購入するだけでかなりの改善が見込めるのです。
とかく登山に関してはリュックや服装、そして登山靴に注目が集まりがちですが、実はインソールも大事な大事な登山アイテムだということを覚えておきましょう。



SUPERFEET TRIMFIT GREEN スーパーフィート トリムフィット グリーン





今回お勧めするインソールがなんと40もの特許を取得している「SUPERFEET TRIMFIT GREEN スーパーフィート トリムフィット グリーン」です。
アメリカ生まれの高機能インソールで、ありとあらゆる人にジャストフィットするようです。

実際に管理人もずーーーっとこのインソールを愛用しています。
女性には外反母趾防止にもなるらしいですね。

個人的にはこのインソールの最大のメリットは衝撃吸収性だと思います。
山登りの際には足裏筋が酷使されますが、このインソールを使うようになって、だいぶ足の疲れ具合が改善されました。


正直、安価な登山靴にインソールを良いものにしたほうが、中途半端な登山靴を買うよりはお勧めできるほどです。
登山靴を購入する際はインソールを買う事をお忘れなく!!


ゴアテックスタイプの登山靴のお手入れ方法は?

2014-10-12

最近流行のゴアテックスタイプの登山靴・トレッキングブーツのお手入れ方法をご紹介します。

そもそもゴアテックスとは、は「ゴア&アソシエイツ」というアメリカの会社が開発した防水素材の名前です。
簡単に言うと「防水なのにムレない」が売りです。

防水性が非常に強いため、ヨゴレにも強く、基本的にはお手入れも楽ちんです。


用意するものは

  • 汚れ取り用 布きれ
  • 最後のフィニッシュ用 きれい目の布きれ
  • 新聞紙
  • 防水スプレー



まずは、水で丸洗いです。

登山靴内に水をたっぷり入れて、振りながら内部の汚れを落としましょう。
外側の汚れはごしごし擦って落としてしまいましょう。

これを2-3セット行って基本的なヨゴレ落としは終わりです。


その次は乾燥です。
基本的に陰干しにしてください。
風通しの良い場所だとよりベターです。
この時、最初は新聞紙を丸めて中に入れときましょう。

ある程度乾いてきたら新聞紙を取って、さらにもう一日ほど陰干ししておきます。


その次は改めてきれい目の布きれで軽く登山靴をなでるように拭いておきます。
この時少しでも湿気を感じたら、もう一日陰干ししましょう。


そして最後に防水スプレーを外側にまんべんなくかけて終わりです。
くれぐれも防水スプレーを靴の内部にしないようにしましょう。
登山中に靴内部がムレムレになってしまいます(笑)


登山シーズンは週ごとに登山される方がいますが、一番いいのは1回の登山ごとにメンテナンスをしてあげる事です。
最悪、シーズン毎に必ずお手お入れしてあげましょう。




スエードの登山靴のお手入れ方法のポイント。

2014-09-16

スエードタイプの登山靴・マウンテンブーツのお手入れ方法

夏の登山シーズンが終わり、これから秋の紅葉&登山シーズンですね。
夏に酷使した登山靴・マウンテンブーツを一度メンテナンス&お手入れをして本格シーズンに備えましょう。


今回は「スエードの登山靴のお手入れ方法のポイント」をご紹介します。

正直、普通のタイプの登山靴であればお手入れ方法は非常に簡単なのですが、
スエードタイプだけはちょっとお手入れにコツがいりますので注意です。


そもそもスエードというのは、革の裏面を毛羽立たせた素材です。
起毛させているので、お手入れが非常に大変です。


普通に革クリームを塗ることは絶対にNGです!

まずは汚れているいないにかかわらず、
しっかりとブラシで掃いてあげましょう。


掃く方向は起毛の流れに沿って優しくです。

そのあとは2重にコーティングです。

まずは保革オイルを靴ブラシに付けて薄く延ばすように優しく塗ってあげましょう。
もしひどい汚れがあるようでしたら事前にぬるま湯を吸わせた布で軽くこすっておくと良いでしょう。
また、保革オイルですがびたびたに塗らないようにすることがコツです。

あくまで薄く延ばすように塗るのがコツです。


そのあとは防水ワックスです。
違う靴ブラシで塗ってあげましょう。

無い方は防水でも構いません。

この2重コーティングが終わったら、風通しのいいところに置いて陰干ししてあげましょう。


以上でスエードの登山靴のお手入れは終わりです。

コツはオイル・クリームを塗りすぎない事。
そして最後に防水クリームorスプレーで仕上げる事です。

これでお手入れは完璧ですし、長持ちしますよ。


登山靴・マウンテンブーツのメンテナンス方法は?

2014-02-02

 

登山道具の中でも登山靴は登山の楽しさを左右する大きな要因。だからこそ、きちんとしたメンテナンス方法で、常に最高の状態を作りましょう。

登山靴は、入山前と入山後に、必ずチェックとメンテナンスを行います。
山に登り始めてからのトラブルをなくし、いつまでも愛用できる靴の状態でありたいものです。

 

まず、入山前チェックですが、今回の登山に耐ええるかを確認します。
登山靴は、消耗や劣化が起きる場所がいくつかありますので、それらを丁寧にチェックし、登山までにメンテナンスを行いましょう。
特に、靴ひもと金具の部分については、摩耗していいないか、靴ひもの伸縮性はどうか、金具が取れかかっていないかなどを確認します。

 

アッパーやソールは、ひび割れや劣化の確認を行います。ミッドソールは、靴底を屈曲させてひび割れがないかを確認しましょう。
素材のウレタン樹脂は劣化すると突然ソールがはがれる等の減少が起きてしまいます。アウトソールの摩耗は、滑りやすくなります。
スリップの危険を回避するためにも、事前に確認をしておきましょう。とくに、かかとやつま先は重要なチェックポイントです。

 

さて、下山してからのメンテナンスですが、まずは、各箇所を丁寧に掃除します。汚れやほこりなどが残らないように細かいところまで、布やブラッシングでふき取りましょう。
中敷きと靴の内部も忘れずに掃除します。中敷きは、汚れがひどければ洗剤とブラシであらうことも可能です。

靴の外側もしっかりとブラッシングで汚れを取った後は、靴底の確認をします。
靴底をきれいに洗い、詰まった石や土を取り除きます。

 

一通りきれいになった登山靴は、しっかりと乾燥させたのちに撥水スプレーなどで撥水処理を行い、革製品であれば、保革剤でお手入れをしたのち、風通しの良いところに保管します。

これで次回も安心ですね。

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