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登山靴の保管方法ってどうすればいいの?
愛用の登山靴を長持ちさせる保管方法とは?
高級なものはかなりの金額になる登山靴。
登山愛好者なら、登山靴はもっともこだわるアイテムといって良いでしょう。
それだけに拘りを持って使っている方も多いと思います。
がしかし、そんな大事な登山靴もオフシーズンは無用の長物。
使わない際は、靴箱に入れてそれっきり・・・そんな方はいませんか?
じつは登山靴にはちゃんとした保管方法があるんです。
もしかしたら今現在、登山靴の保管方法が間違っているかも??
こんかいはそんな登山靴の保管方法についてご紹介していきます。
湿気対策が最重要
登山靴の保管方法で最も重要なのが湿気対策です。
使い終わった後は綺麗に汚れを落としたあと、なるべく風通しのいい場所に置いておきましょう。
この時、なるべく屋外は避けて屋内が好ましいです。
また、保管する際は中に丸めた新聞紙をキツキツに入れておくと、型崩れ防止と湿気対策になるので非常におススメです。
出来れば1―2か月に1回ほど新聞紙を取り換えるとベターです。
ちなみに管理人は1か月に一回は必ず新聞紙を取り換えています。
めんどくさそうですが、正直作業時間は1―2分ですので、ちゃちゃっとやっちゃいましょう。
靴箱・押し入れ入れっぱなしはNG
もっともやってはいけないのが靴箱・押し入れ入れっぱなしです。
これは登山靴にとって好ましくありません。
どうしても湿気が篭りやすいため、劣化の原因になってしまうのです。
出来れば定期的に風通しのいいところにおいて、湿気を取ってあげましょう。
登山靴のアウトソールの寿命ってどのくらい?
ソールがすり減ってきたら・・・
登山靴と言えば、一足で数万円はしますよね。
高級なものはかなりの金額になります。
だからこそ、末永く愛着をもって使っていきたいものです。
・・・・がしかし、気になるのは登山靴の消耗箇所であるソールの寿命。
登山靴のソールには寿命がありますので、特に注意が必要なのです。
特にソールに使われている素材は「ゴム」ですので、何もしなくても経年劣化していくのです。
今回はそんな登山靴のアウトソールについてご紹介していきます。
大体の目安は5年で交換
使い方にもよりますが、最低でも5年に一度はアウトソールの張替えをおすすめします。
何もしなくても経年劣化していくものですので、見た目のすり減り具合だけで判断しないようにしましょう。
もろくなったアウトソールは登山中の怪我や事故に直接かかわってきます。
改めてですが最低でも5年に一度はアウトソールの張替えをおすすめします。
アウトソールは何もしなくても劣化していきますが、工夫次第で伸ばすことも可能です。
それはなんといっても清潔に保つことでしょう。
こまめにソールの汚れを落とし、綺麗にしておくことがコツです。
また、保管時はなるべく通気性の良いところに保管しましょう。
ジメジメしたところだと、最悪の場合カビが生えてしまう事も・・・
靴箱に普段はしまっておいて、月に1―2度風通しをして保管しておくと良いでしょう。
入れっぱなしにすると、結構湿気が溜まってたりすることもあるようです。
本革の登山靴のメンテナンスは?
2015-02-01
本革の登山靴のメンテナンスってどうすればいいの?
今でこそそんなに見かけませんが、まだまだ本革の登山靴は根強い人気を誇っています。
やはり経年変化による、あの革の光沢は化学素材では出せませんよね。
ただ、本革の登山靴はお手入れが非常に大変なのが特徴です。
放置していたならばすぐにひび割れてしまうでしょう。
今回はそんな本革の登山靴のメンテナンスについてご紹介します。
汚れは直ぐに落とす!
いろいろお手入れ方法はありますが、なんといっても一番大事なのはこれです。
登山時についた汚れは直ぐに落とすことです。
特に泥汚れをそのままにしておくと、シミになるどころかひび割れの原因にもなります。
登山から帰ってきたら、硬く絞った綺麗な雑巾でまんべんなく汚れを落としましょう。
この時、コツはあまりビショビショにしない事です。
まず最初に頑固な汚れはブラシで落とし、次に硬く絞った綺麗な雑巾でまんべんなく汚れを落とし、最後に改めて乾いたぞうきんで拭きましょう。
油分を足す前に
汚れを落とした後は、しっかりと保湿です。
まずは保革油、そのあとに防水クリームをまんべんなく塗りましょう。
本革にまんべんなく栄養素を与えてやり、かつ本革が生きたまま呼吸できるようにしてあげましょう。
なお、一日ほど置いて乾燥させたのちに、改めてきれいにブラッシングした後にナノクリームを塗布すると、より防水効果が高まりますのでおススメです。
インソールを変えて快適な登山をしよう
登山靴を買ったらインソールを追加購入!
非常に多いのが、登山靴を買って、いわゆる中敷であるインソールを追加購入しない人。
実はインソールを追加購入して、しっかりと自分にあった履き心地にカスタマイズする事が非常にお勧めなのです。
特に、登山中につま先が痛くなったり、かかとが痛くなったりした方はインソールを追加購入するだけでかなりの改善が見込めるのです。
とかく登山に関してはリュックや服装、そして登山靴に注目が集まりがちですが、実はインソールも大事な大事な登山アイテムだということを覚えておきましょう。
SUPERFEET TRIMFIT GREEN スーパーフィート トリムフィット グリーン

今回お勧めするインソールがなんと40もの特許を取得している「SUPERFEET TRIMFIT GREEN スーパーフィート トリムフィット グリーン」です。
アメリカ生まれの高機能インソールで、ありとあらゆる人にジャストフィットするようです。
実際に管理人もずーーーっとこのインソールを愛用しています。
女性には外反母趾防止にもなるらしいですね。
個人的にはこのインソールの最大のメリットは衝撃吸収性だと思います。
山登りの際には足裏筋が酷使されますが、このインソールを使うようになって、だいぶ足の疲れ具合が改善されました。
正直、安価な登山靴にインソールを良いものにしたほうが、中途半端な登山靴を買うよりはお勧めできるほどです。
登山靴を購入する際はインソールを買う事をお忘れなく!!
子供用の登山靴のおすすめは?選ぶコツ教えてください。
Q.秋の行楽シーズンに家族で登山を考えています。おすすめ登山靴を教えてください
A. お子様用の登山靴はミドル&ハイカットのものを選びましょう。
どんな山に登るにせよ、安全性を考えて、しっかりとした子供用の登山靴・トレッキングシューズを選ぶべきです。
気になるお値段も、アウトドアショップのキッズコーナーで、3000円ぐらいから有りますので家計の負担にもなりにくいですし、この際しっかりとしたものを買い与えてしまって良いと思います。
さらにお勧めはミドル&ハイカットタイプの登山靴です。
お子様の足首はまだまだ成長段階です。
まだ上部とは言い切れません。
特に小学生のお子様は要注意です。
足首をしっかりとガードしてケガ防止をしてあげることが非常に重要です。
出来る限りミドル&ハイカットタイプを選んで、少なくともくるぶしをしっかりとガードできるものを選びましょう。
また、安全面でいえばソールの厚いものを選ぶのも大事なポイントです。
これもケガ防止に良いですし、疲れにくくなるのでおススメです。
おすすめの子供用登山靴
ちょっと高いですが、モンベルの「GORE-TEX タイオガブーツ Kid’s」です。

高度な防水透湿性能を持つゴアテックスファブリクスを使用するなど一切の妥協を許さず作り上げた本格仕様の子供用登山靴です。
なんといっても一番の魅力は足の成長に合わせて出し入れできるサイズ調節用の中敷きが付属していること。
成長期のお子様の足のサイズは日々大きくなっていきますが、このタイプであれば買い替えることなく使い続けることが可能なのです。
好日山荘で登山靴を選ぼう!
アウトドア専門店としてとっても有名な「好日山荘」は創業90年の老舗です。
これから山登りを始める方にとって、このような老舗での登山靴選びはとってもお勧めです。
一番の魅力はスタッフの方が実際に山登りをしている方がほとんどという事です。
調べたところ、好日山荘の会社そのもので登山研修があるらしいです。
やはり単なるアルバイトに登山靴について聞くよりも、
好日山荘にお勤めのような、百戦錬磨?のスタッフに登山靴について聞く方が安心ってものでしょう。
そんな好日山荘ですが、WEB上には様々なコンテンツがあります。
特におすすめなのが「好日山荘登山学校」と「登山レポート」。
初心者の方はこの二つのコンテンツを熟読することをお勧めします。
登山に対する思いがヒシヒシと伝わってくるほか、
「登山レポート」ではスタッフの方々が写真付きでコースを紹介しています。
中にはアルバイトの方々の登山レポートもあり、
社員、スタッフの方々の登山好きが伺えますね。
また、好日山荘は全国に店舗展開しているのも大きな魅力です。
旅先で困ったり、登山用の持ち物を忘れた場合、すぐに好日山荘に行けるのはとっても便利です。
このように大きな魅力がいっぱいの好日山荘、初心者の方は一度訪れてみることをお勧めします。
見るだけでもホントに楽しいですよ!
富士山登山用の登山靴でおすすめは?
富士山への登山は思ってたよりハードと言われています。
登山中には這いつくばって岩をよじ登るポイントがあるほど、単なる「山登り」レベルではないって言うことを認識することから始めましょう。
趣味で登山をしている方から見れば、富士山への登山はかなり簡単なレベルかも知れませんが、初心者から見れば富士山への登山は簡単なものではありません。
このような場所でスニーカーでは全く問題になりません。
すべったり、転んだりしてしまうことでしょう。
初めての富士山登山にオススメ登山靴は・・・
富士山に登るのには、ごっつい「重登山靴」は必要ありません。
安全面から考えて、トレッキングシューズ(軽登山靴)がおすすめです。
ミドルカット~ハイカットタイプなら問題ないでしょうが、高齢の方など体力に自信が無い方は安全面を優先してハイカットタイプにしたほうがベターでしょう。大は小を兼ねます。
というのも、富士山登山は結構な砂利道を登ります。
なれた方でも何かの拍子であったり、不注意で転んでしまうことが多いのです。
そんな富士山登山では足首をしっかりと守ることが何より大事なことといわれています。
ハイカットタイプの登山靴やトレッキングシューズが富士山登山にオススメなのは上記の理由が一番大きいといえます。
正直、ハイカットタイプは若干ではありますがごつく感じてしまうこともあり、特に初心者のかたは敬遠しがちですが、上記にも書いたとおり「大は小を兼ねます」。
まず一番大事なのは富士山登山をなめないこと。
そして、安全を優先することです。
靴屋さんで履いた時にちょっとごついなぁぐらいが、富士山登山にはちょうどいいかもしれませんね。
高尾山登山におすすめの初心者用登山靴とは?
ミシュランが選ぶ“三ツ星の観光地”に輝いて以来、年間約250万人以上が訪れる人気スポットとなった、東京の高尾山。
首都圏からとっても近いということや、初心者でも登りやすい勾配などの理由から毎年シーズンになると数多くの登山客で高尾山は賑わいます。
特にこれから登山を始める初心者がとっても多いのが特徴で、このページを見ている人も初めての山登りや登山が高尾山でしたって言う人も多いのではないでしょうか。
そんな初心者向けの高尾山ですが、よく見る光景が普通のスニーカーで来てしまい、靴擦れなどを起こしてしまい、登山の途中で困り果てている人です。
簡単な高尾山とはいえ、しっかりと自分にあった登山靴やトレッキングシューズ・ブーツで登らないと痛い目を見てしまうのです。
比較的低い山とはいえ、登山は登山なのでローカットやスニーカーでは、ちょっとした時に足首をひねってしまうなど、足首の保護が弱点となってしまいます。
高尾山登山初心者へのお薦めは、足首を守れるミドルカットタイプ
初めての登山で一番多いケガが捻挫といわれています。
これは体勢を崩した場合に、体重を足首が支えきれずに起こってしまう怪我です。
このため、一番理想的なのが登山靴で足首を保護してあげることなのです。
そこでおすすめなのが、足首を守れるミドルカットタイプの登山靴です。
高尾山クラスの勾配であればハイカットよりはミドルカットクラスの方がおすすめです。
また、ミドルカットであれば普段の町歩きにも使えますので、初心者の方は高尾山に登る前に何回か普段の生活で使って慣れてから登山に向かうのがおすすめです。
無理なく楽しい高尾山登山を楽しみましょう♪
登山靴・マウンテンブーツの履き方と注意点
登山靴の履き方は、きちんとした専門店であれば店員さんが購入の際に説明してくれます。
でも実際に山へ行く頃には何となくしか覚えていないもの。
ます、靴を少し傾けてつま先を付けて踵に指が一本入れることができるサイズがいいとされています。
なぜなら少しの余裕もなければ下山時など靴擦れを起こしてしまうので。
山歩きの際は衝撃吸収の意味合いも含めて分厚い靴下を履きますから、そこまでぶかぶかという感覚は出ないはずです。
そして、紐は山へ登る際には足首はあまりきつく結ばない方がいいでしょう。
どうしても前傾になっていますので負荷がかかりやすくきつく結んでいると固定されすぎて動きづらく窮屈です。
逆に下山時には、しっかり足首を固定するように結びましょう。つま先への負荷が軽減しますし足首が固定されると適度に体重が脚全体に分散されやすくなりますので疲労が少なくなります。下山する前には結びなおすことをお忘れなく。
そして、フックの上から通して編み上げていくと、紐同士がストッパー役になり緩んでいくことを防いでくれます。街歩きやアウトドアの際であれば下から編み上げる従来の方法で十分なのですが、
1日登山など長距離歩く際にはずっと歩き続けることで緩んできますのでその防止になる方法です。
あとは、結び目が木の枝などに引っかかり解けてしまうことを防止するためにはしっかり結ぶ必要もあります。
蝶々結びの前のしばるところを2~3度繰り返ししてから蝶々結びをすると紐同士がストッパーになってくれます。余った紐部分は編み上げた箇所に上から挿入しておくようにすると解ける
心配も軽減します。
これらは一例に過ぎません。ご自身で山歩きをされる中で最適と思われる方法をどんどん見つけていって快適な靴で楽しい登山をしましょう。
登山靴・マウンテンブーツのメンテナンス方法は?
登山道具の中でも登山靴は登山の楽しさを左右する大きな要因。だからこそ、きちんとしたメンテナンス方法で、常に最高の状態を作りましょう。
登山靴は、入山前と入山後に、必ずチェックとメンテナンスを行います。
山に登り始めてからのトラブルをなくし、いつまでも愛用できる靴の状態でありたいものです。
まず、入山前チェックですが、今回の登山に耐ええるかを確認します。
登山靴は、消耗や劣化が起きる場所がいくつかありますので、それらを丁寧にチェックし、登山までにメンテナンスを行いましょう。
特に、靴ひもと金具の部分については、摩耗していいないか、靴ひもの伸縮性はどうか、金具が取れかかっていないかなどを確認します。
アッパーやソールは、ひび割れや劣化の確認を行います。ミッドソールは、靴底を屈曲させてひび割れがないかを確認しましょう。
素材のウレタン樹脂は劣化すると突然ソールがはがれる等の減少が起きてしまいます。アウトソールの摩耗は、滑りやすくなります。
スリップの危険を回避するためにも、事前に確認をしておきましょう。とくに、かかとやつま先は重要なチェックポイントです。
さて、下山してからのメンテナンスですが、まずは、各箇所を丁寧に掃除します。汚れやほこりなどが残らないように細かいところまで、布やブラッシングでふき取りましょう。
中敷きと靴の内部も忘れずに掃除します。中敷きは、汚れがひどければ洗剤とブラシであらうことも可能です。
靴の外側もしっかりとブラッシングで汚れを取った後は、靴底の確認をします。
靴底をきれいに洗い、詰まった石や土を取り除きます。
一通りきれいになった登山靴は、しっかりと乾燥させたのちに撥水スプレーなどで撥水処理を行い、革製品であれば、保革剤でお手入れをしたのち、風通しの良いところに保管します。
これで次回も安心ですね。