登山靴・マウンテンブーツの履き方と注意点

2014-02-02

登山靴の履き方は、きちんとした専門店であれば店員さんが購入の際に説明してくれます。
でも実際に山へ行く頃には何となくしか覚えていないもの。
ます、靴を少し傾けてつま先を付けて踵に指が一本入れることができるサイズがいいとされています。

 
なぜなら少しの余裕もなければ下山時など靴擦れを起こしてしまうので。
山歩きの際は衝撃吸収の意味合いも含めて分厚い靴下を履きますから、そこまでぶかぶかという感覚は出ないはずです。

そして、紐は山へ登る際には足首はあまりきつく結ばない方がいいでしょう。
どうしても前傾になっていますので負荷がかかりやすくきつく結んでいると固定されすぎて動きづらく窮屈です。

逆に下山時には、しっかり足首を固定するように結びましょう。つま先への負荷が軽減しますし足首が固定されると適度に体重が脚全体に分散されやすくなりますので疲労が少なくなります。下山する前には結びなおすことをお忘れなく。

そして、フックの上から通して編み上げていくと、紐同士がストッパー役になり緩んでいくことを防いでくれます。街歩きやアウトドアの際であれば下から編み上げる従来の方法で十分なのですが、
1日登山など長距離歩く際にはずっと歩き続けることで緩んできますのでその防止になる方法です。

 

あとは、結び目が木の枝などに引っかかり解けてしまうことを防止するためにはしっかり結ぶ必要もあります。
蝶々結びの前のしばるところを2~3度繰り返ししてから蝶々結びをすると紐同士がストッパーになってくれます。余った紐部分は編み上げた箇所に上から挿入しておくようにすると解ける
心配も軽減します。

 

これらは一例に過ぎません。ご自身で山歩きをされる中で最適と思われる方法をどんどん見つけていって快適な靴で楽しい登山をしましょう。


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